「leather material」

革の業界に携わり40年余り。その長い経験により、すべての革は問屋を通さず馬革は馬革専門のタンナー

水染め専門のタンナー、そして鹿革、スエードなど合計で6社以上のタンナーと直接取引しています。

 

そのほぼ大半はタンナー協力のもとY’2LEATHERオリジナルで創り上げております。

 

革すべてに言えることですが、特にホースハイド・ディアスキンは、 世界的に革の「厚み」・「大きさ」・「傷が少ない」

この3項目をクリアする革が非常に少なく安定供給するのは非常に困難です。

 

また、革は鞣し加工時、湿気、気候などはもちろんフィニッシュの方法や染める色によってもかなりばらつきが生じます。

その中でもY’2LEATHERの革はほぼ顔料( pigment )を使用していないので、同じ仕上がりになりません。

 

 

良い素材を集めるには時間が必要です。

 

 

扱いにくい素材ですが、その1枚ずつを「革との出会い」と思い、
革だからと言い訳せず徹底した品質管理のもと時間をかけ一枚一枚丁寧に創り上げております。

 

今回はそのY’2LEATHER(ワイツーレザー)の心臓部Materialにスポットを当てご紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

COLOMER SHEEP SKIN

 

スペインコロメール社のムートン。 シープスキンの肌触りの良さ、厚み のある素材はマニアックなムートン 好きの人をも魅了する最高の素材だ。

 

 

GOAT SKIN

 

通常ゴートはステア(牛革)などに比べ厚みのある素材が あまり出ない。また原皮も丸革で小さいがY’2LEATHER(ワイツーレザー) 用に年間を通し厚み、大きさのある原皮をストッ クしてもらっている。

そのゴートは強度、摩擦性 に強く、光沢のある銀面は着込むほど経年変化を 味わえる素材である。厚み1.3mm前後。

 

 

<COW LEATHER 牛革>

 

HAND DYENING STEER

 

厚みのある革を厳選しブルハイド専門のタンナーで仕上げた 素材。昔ながらの鞣し、仕上げ工程を行っており独特の肌触 り、風合いを持つ。仕上げはタンナーによる手作業の手染め を何度も繰り返す「手染め手法」。その為独特のグラデー ションが生まれる。手染めで仕上げているので他に同じ色が 無く世界に1つしかない1着となる。写真でも伝わるオイル感が特徴的な革だ。厚み1.8mm前後。

 

 

 

STEER.OIL

 

U.S.Aテキサス州産のステアをスレやキズを染 料で隠すことなく、ドラムダイトで自然に仕上 げた水染めの革。世界中のタンナーが真似でき ない、日本発信の革。厚みに対し驚く程の柔ら かさを持ち合わせている。厚み1.2mm前後。漉 く事により0.4mmまで対応している。

 

 

 

 

 

STEER SUEDE

 

ステアオイルの裏(スエード面)を 使用した革。通常のスエードより毛 足が短く、トコスエードとは違い裏 が銀付き(表革)なので柔らかさが あり強度も兼ね備えている素材。厚 み1.2mm前後。

 

 

 

COW SUEDE

 

タンナーに別注し、通常より厚みを持 たせ、さらに毛足もやや長めに仕上げ る事により迫力のあるスエードに仕上 がっている。厚み1.4mm前後。

 

 

DEER SKIN

 

世界有数のタンナー㈱藤岡勇吉本店のディアス キンを使用。厚みがある革はなかなか出てこな いので年間を通して厚みのある革をストックし てもらっている。余計な薬品など使用せずディ アスキンのオイルをしっかり吸い取った肌触り が特徴の素上げ素材。保温性、通気性などに優 れているのも特徴。厚み1.4mm前後。

 

 

 

<HORSE HIDE  馬革 >

 

 

HEAVY TANNIN HORSE

 

半裁100枚の中でも1枚取れるかという微妙なほどの厚さを追求した 希少な素材。革は取れた時に取れただけ、タンニン鞣しだと保存も 利かないのでクロム鞣しし、ウェットブルーにして5~6枚革が集ま るまで保管する。その厳選された革を再びタンニンで鞣す事により さらに革に厚み、締まりが生まれる。2mm以上のホースハイドを作りたい。その想いにより生まれた素材。厚み2.3mm前後。

 

 

 

SADDLE HORSE

 

北欧産の選りすぐった原皮を使い、余計な薬品などを使 わずにキズや、スレを隠すことなく自然のまま仕上げた 素上げのような素材。タンニン鞣しなので時間とコスト がかかるが、繊維が締まって伸びにくいのも特徴的。最初はマットだが着込むほどにタンニン鞣し独特の深みの ある艶が出て来る素材だ。厚み1.5mm前後。

 

 

 

 

ECO HORSE

 

北欧産の選りすぐった原皮を使い、余計 な薬品などを使わずにキズや、スレを隠すことなく自然のまま仕上げた素上げのような素材。最初はマットだが着込むほどにタンニン鞣し独特の深みのある艶が 出て来る素材だ。厚み1.6mm前後。

 

 

 

 

HAND DYENING HORSE

 

タンニンにより時間をかけ鞣された革を仕上げた後、ムラ感を出す為に半栽 一枚ずつタンナーによる手作業にて染め上げられた革。手染めを何度も繰り 返す事により独特のグラデーションが生まれる。手染めで仕上げているので 他に同じ色が無く世界に1着しかないアイテムとなる。厚み1.4mm前後。

 

 

 

COLLAGE HOESE

クロム鞣しした際に、厚みがありキズの少ないウエットブルーの革 をセレクションし、タンニンで再鞣しした革。革はタンニンを良く吸収しているので張り、締まりがある。黒は巷に溢れるトコ面の下 地のみ茶色である茶下地ではなく、革の銀面・トコ面共に黒で仕上 げ、芯の部分のみ茶色で仕上げた正真正銘の茶芯素材。茶色はキャ メル芯。ネイビーはブルー芯である。厚み1.4mm前後。

 

 

 

 

 

HV HORSE

クロムで鞣した後、1度下地を染め、その後パラフィン(蝋) の薬品を塗り、その数日後に最終仕上げをする。仕上げの際ア イロンを当てるが、その熱によりパラフィンが下地の色を引き 上げる事により革にムラ感が出る。タンニンのコンビネーショ ン鞣しなので革が膨らみ厚みがあるのも特徴。また着込むほど、 経年変化を味わえる素材。厚み1.4mm前後。

 

 

 

 

ANILINE HORSE

上質なホースハイドにオイルをたっぷり含み、染 料でランダムにムラを作った後高温の熱で焦がす ことにより銀面に独特のムラ、艶が生まれた素材。 質感を生かすため馬革独特の若干のキズ等は見ら れるがそれを隠すことなく仕上げた革。アニリン 染料独特の光沢が美しい。厚み1.3mm前後。

 

 

 

VEGE CHROME HORSE

クロム鞣しした革のなかで半裁が大きめで厚みがある 革をピックしクロムを抜いた(脱クロ)革を再度タン ニンで鞣した素材。通常のコンビネーション鞣しより クロムを少し抜いているのでタンニンの配分が多い。 その為革に厚みがあり、タンニンを十分に吸ったので 繊維の締まりがいいのが特徴。厚み1.6mm。

 

 

 

INDIGO HORSE

通常革にはINDIGO染料は付着しない。それをタンナーの長 年の試行錯誤によって見事にINDIGOの付着に成功した。 Y’2LEATHERの商品でも2012年度に一度発売したが、多数 のご要望とタンナーの協力により復活した素材。INDIGOで も珍しいがそれをHORSEで再現。若干の色落ちはあるが、 INDIGOを是非、体験して頂きたい。厚み1.3mm前後。

 

 

 

VINTAGE HORSE

 

厚みのあるホースハイドをウェット ブルーの状態から、下地を染める際 に茶色に1度染める。その後、黒で 仕上げる事により着ていくとスレな どで下地の茶が出てくるように仕上 げた素材。茶下地。厚み1.3mm前後。

 

 

 

 

HAND OIL HORSE

 

クロムで鞣した厚みがあり、キズが 比較的少ない革をタンニンで再鞣し しタンナーによる手作業にてワック スオイルを塗り込んだ革。革のオイ ル感が良く、手塗り独特のムラ感が 特徴的。厚み1.5mm前後。

 

 

 

HORSE NUBUCK

 

ヌバックとは革の銀面の薄い層を軽くペーパーで摩擦して起毛 させ、ベルベット状に仕上げた革のことを言う。スエードとは 違い、銀面の層なのでその革の特徴が出やすい素材である。通 常、LAMBやCOWなどがが主流であるが、Y’2LEATHER(ワイツーレザー)の 顔でもあるHORSEHIDEを使用する事により馬革独特の銀面 の良さ、肌触りを体験できる。厚み1.3mm前後。

 

 

 

WIZARD HORSE

 

厚みはしっかりあるが柔らかい、着易い ホースハイドができないか?と言うご要望 より生まれたウィザードホース。革の締ま りが良く、オイルをしっかりと含んでいる のでスムースな革だが艶のある経年変化が 味わえる素材。厚み 1.3mm前後。

 

 

 

どうでしょうか?

同じ革と言っても鞣し、こなし、仕上げ、薬品などにより全く異なる素材になります。

 

ついついこんな雰囲気の革が良いな。

 

こんなタッチの革がいいな。

 

こんな艶感がある革がいいな。

 

などなど妄想しているとこれだけの種類になりました。

 

国内でこれほどの革をオリジナルで染め、革ジャンを自社でつくっている所はないかと思います(^^)

 

 

ただ同じデザインでも革素材によって全く異なる1着になります。

 

裁断、縫製する職人によっても異なりますが話が長くなりすぎるのでそこは割愛致します。

 

例えばエコホースでテーラードJKTをつくるとやはり袖付け、ラペルの型など綺麗に収まりません。

 

エコホースはやはりカーコート、Gジャン、ライダースJKTなどが相性良いでしょう。

 

そうです。素材選びは非常に重要なのです。

 

 

HVホースやアニリンホースなどの顔料を全く使用しない素材、その中でもキャメル、ベージュなどは黒に比べキズが隠れにくく非常に仕上げるのが困難です。

原皮の中からできるだけキズが少ない原皮をセレクションにセレクションを重ねその中でやっと生まれた素材です。

 

インディゴを革で染色する事は今まで非常に困難だと言われてきました。

 

 

革を愛する者として「無限の可能性」を突き詰めたい、そこには各素材ごとに最高のパートナーであり、良き理解者である各タンナーがいつも答えてくれます。

 

そのタンナーがそばにいれくれる限り、この「無限の可能性」を突き詰める旅はより熱量を増し続いていきます。