2026.10.07
SUMI DYED HORSE '50s TYPE II JEAN JACKET _SHB-163
Y'2 LEATHER(ワイツーレザー)では、日本に古くから伝わる素晴らしい染料や染色文化を、革という素材を通して世界へ発信したいという想いから、
日本の伝統的な染めをレザーに落とし込む取り組みを続けています。
そのMATERIALが「インディゴ染め」「柿渋染め」、そして今回ご紹介する「墨染め」です。
それぞれ同じ日本の伝統的な染めでありながら、経年変化の表情は大きく異なります。
柿渋染めは、着込むほどに色が深く、濃く変化していくのが魅力。
その一方、インディゴ染めはデニムのように、着込むことで少しずつアタリが現れ、色の濃淡が生まれていくのが特徴です。
そして「墨染め」。
この革には奈良の墨を染料として使用しています。
墨ならではの深みのある黒に仕上がり、色はまさに「漆黒」。
銀面にわずかにザラつきのある、独特な表情を持っているのもこの革の特徴です。
さらに、下地にはブラウンよりも少し明るい「サドルカラー」を採用しています。
着用を重ね、表面の墨黒が擦れることで少しずつサドルカラーが現れ、黒と下地とのコントラストが生まれていきます。
このサドルカラーもタンニン鞣しならではの色合いです。
下地が現れてきた部分に薄くオイルを入れていただくことで、少しずつ焼けながら色が深まり、さらに違った表情へと変化していきます。
新品の状態が完成ではなく、着る人によって少しずつ表情が変わっていく。
そんな経年変化も、このSUMI DYED HORSEの大きな魅力です。
そして今回、この墨染めホースハイドを使用したラインナップに、新たなモデルが加わりました。
「SUMI DYED HORSE '50s TYPE II JEAN JACKET / SHB-163」
1950年代のストア系ブランドが手掛けていたワークウェアをベースに、Y'2 LEATHERの解釈で再構築した一着です。
当時は年代によって月桂樹ボタン仕様やファスナー仕様などが存在しましたが、本作ではY'2 LEATHERオリジナルのタックボタンを採用。
さらに裏地にはウールを配し、デザイン性だけでなく防寒性と実用性も高めています。
通常は胸元に配されることの多いパッチポケットを裾位置に落とし込んだ、特徴的なダウンポケットも本作ならではのディテールです。
また、Y'2 LEATHERのGジャンモデルではシンチバックベルトを持たない仕様を定番としていますが、本作ではベースとなったヴィンテージのディテールを踏襲し、
シンチバックベルトを装備しています。
漆黒から、少しずつサドルカラーが顔を出していくSUMI DYED HORSE。
着込むことでどのような表情へ育っていくのか、ぜひ楽しんでいただきたい一着です。
ディーラー様へは今週より順次発送予定です。
ぜひお近くのY'2 LEATHER取扱店へお問い合わせください。




