[裁断]一枚の革の中から最高のパーツを選び抜く

紙で出力されたパターンを元に、厚紙に写し変える。こうすることで革の裁断を行い易いようにする。表型の他に裏地型・芯型も同様に厚紙に写し変える。

Scroll

移し変えた厚紙は品番・サイズごとに分けて管理を行う。1型作るだけでもかなりの量となる。これを元に裁断作業に入る。

Scroll

染料染めの革は同じレシピで仕上げてもその時の気候、湿度などにより、色艶に差が生まれる。特に、キャメルなどの淡色系の革は同じ一枚の革の中でも色ムラがある。裁断士は仕上がりをイメージしながら色合わせ、シボ合わせを行いつつパーツを切り分ける。

Scroll

色合わせ、シボ合わせをした革を、パーツごとに全て丁寧に手作業で裁断していく。特に曲線部は職人の腕の見せ所だ。

Scroll

裁断が終わったパーツを組み立てるとご覧のようになる。裁断する際に前身頃、袖パーツの「色」と「シボ」を合わせるか合わせないかで仕上がりの出来栄えが大きく左右される。革の裁断パーツは1着平均35枚前後にもなる。